なぜ私はお金持ちになれないのか?
お金持ちの考え方を知らないからです。
私たちは現在お金に困っています。貧乏にならないように、お金を稼がなければと思ってしまいます。
しかし、人間は「〇〇しない為に」という目標を掲げると大抵上手くいかないそうです。
ならば、目指すべきはお金持ちだと思い「金持ち父さん、貧乏父さん」を参考文献として購入しました。
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今回はロバート・キヨサキ氏の考案した「キャッシュフロー」ゲームでお金持ちになるシミュレーションをしていきたいと思います。
このゲームでは家計簿のようなものをつけます。キャッシュフローといいお金の流れを示します。
キャッシュフローを通して簿記への理解を深め、お金持ちへの道をたどっていきます。
私は簿記の資格を持っていません。
勉強するのも嫌だったので会計ソフトを買ったほうがコスパがいいと考えていたくらいです。
ロバート氏は簿記や投資を双六や人生ゲームのようにボードゲームで体感できる機会をくれました。
このゲームは以下のことを教えてくれます。
・給料をあてにしては経済的に楽にならないこと
・金融商品を売り買いをする
・ローンを組むこと
・破産やリストラを経験する
現実では避けて通る道を強制的に歩かされたり、どう対処するかの判断を強いられます。
ここからはゲームの内容を理解していることを前提として攻略を書いていきます。まだゲームを知らない方はゲームの説明を見てから読んでください。
キャッシュフロー 攻略法
1.プランを用意する
最初はゲームのクリア時間などでも大丈夫です。
慣れてきたらどの資産を使って、ラットレースから抜けるのかを考えます。
最後に、ラットレースから抜けて経済的自由になった自分を想像し、本当にしたいことは何かを考えます。
2.資産を知ることで増やす
たとえゲームであっても、取引のカードを全部暗記しましょう。
資産の選択肢は多い方がいいです。私は主に下記の方法をとりました。
株を5$の安値で買い、20~40$の高値で売ります。そのお金をもとにビジネスや不動産を買います。
「キャッシュフロー」ゲームにおける株取引の機会は均等ではありません。
売買の機会自体が少ない株も存在します。1種類は2~4枚くらいしか存在しない取引もあります。
そんな株はたとえ安値で買えても売るチャンスがありません。数の多い種類の株を安値で買うことが理想です。
一種類の資産にこだわると稼げる機会自体を失ってしまいます。
他のプレイヤーが理想的な株を持ち始めた場合は即座にプランを練り直し、不動産に移りましょう。
ゲーム終了後に資産の価値を頭に入れて売る機会を想定するといったシミュレーションを行いましょう。
この際にファーストトラックにいるプレイヤーに助言を貰うことや自分が上手くプレイングできなかった場面とその対策を話し合うといいでしょう。
3.良い負債をする
絶好の稼げる機会に出会えたのにも関わらず、手持ち資産が少ない場面がどうしてもあります。
そんな時は銀行ローンを組みましょう。
ローンを組む場合は、無駄遣いやリストラのリスクを考慮し限界まで投資しましょう。
手持ち資金が増えるのを待っている間に機会は失われてしまい、ラットレースに取り残されます。
3~5時間くらいクリアにかかるプレイヤーは給与をあてにしているため時間がかかるのです。
4.確率、期待値を計算する
リスクの考慮に欠かせないものが数学です。
手元の資産、残り取引機会数(カード枚数)などから求められる収入、またリスクによって奪われる支出の期待値を求め、資産を購入するか決めます。
例えば目の前に給料日、その後に無駄遣いのマスが存在し、キャッシュフローが200$頭金が2000$の不動産取引のカードを引いたとします。
サイコロの期待値は3.5の為、無駄遣いのマスにとまる確率はかなり高いです。
無駄遣いの期待値はざっと1000~1500$くらいでしょう。なぜならほとんどのカードは1000$以下で最大でもラットレース内ならば1万$以下の支払いだからです。
通帳の金額が3000$で「給料日のキャッシュフローがいくら以上ならば不動産を買ってもいい」と思えるでしょう?
答えは300$です。計算は下記の通りです。銀行のローンを組む場合も、このようにきちんと計算をすることでリスクと向き合いつつ、資産を購入することを検討できます。
現在のマス | 給料マス | 取引マス | 無駄遣いマス |
2000$の不動産 | 給料のCF=α | 無駄遣いの期待値1500 | |
残高 | 残高=残高+α+不動産からのCF | ||
3000-2000=1000 | 1000+α+200 | (1200+α)-1500>0 α>=300 |
ローンを組む恐怖から抜け出し、どうしたら資産を手に入れられるかを考えるのです。そうすることで給料やボーナスを待ちわび、支出に恐怖する貧乏な生活、「ラットレース」から抜け出します。
まとめ
このゲームで一番大事なことはプランです。
どれだけ失敗しても構いません。それをカバーするプランを考え続けましょう。
現実で失敗を経験するのではなく、ゲームで失敗を繰り返しましょう。
まだこのゲームをプレイして3回目ですので、より深い理解ができたら2回目以降の攻略記事を上げていきたいと思います。
目標は参加者全員が1時間を切ってクリアすることです。
このゲームはボードゲームとしてはかなり高額です。同じ本を読んだ同僚のAさんは「高すぎる」と言いました。
簿記や投資を勉強する時間、教材費を考えれば私には安いと思えました。
なんといってもこのゲームは複数人で出来るのです。家族や友人とゲームを楽しみながら簿記や投資を教えあえるのです。
投資は怖いもので、家計簿をつける事が大嫌いな私のパートナーも今では「キャッシュフローをやろう!」と声をかけてくれました。
キャッシュフローゲームを買おうと思った方、既に持っている方はこのゲームに何を求め、どう活かしていきますか?
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